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吐き溜め的日記ブログ。不定期更新。他人の理解を求めない自己中心的な戯言を徒然なるままに吐き出していきます。

05.19.04:38

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11.07.10:34

成田良悟は僕のジャスティス

発売したのは二年前。購入したのは半年後。そして1年放置して、前半を読んだのは半年前・・・

『バッカーノ!2002』

出会ったのはいつだったか。中学だか高校だか、ライトノベルというジャンルに僕もそれなりにハマり始めていた頃・・・。高校では既に離れかけてたから中学だな、きっと。衝撃だったね、これは。
成田さんのデビュー作でありバッカーノシリーズの初巻ともなる1930はそんなに興奮するほどのものでもなかった。まあ、面白い方じゃね?っていう程度。ただ、もし続きが出るなら面白くなりそうな予感はしてた。全体的に僕の好みにドストライクだったのもある。しかし2巻に当たる1931の鈍行編と特急編を読んだときの衝撃といったらなかったね!なんだこれは!?おもしろすぎる!!センスもひねりもない直球的な感想だけど、とにかく凄いね。設定、ストーリー、キャラクター、描写、人間の普遍的心理から狂気、異常性、それでいて理論的で直観的。僕の説明力が稚拙なのと、ここでそこまで詳しく説明する必要もないのとで適当なことだけ言っとくけど、とにかく凄い。ただのライトノベルと呼ぶには完成度が高すぎて、だけどこれぞまさしくライトノベル!って感じのライトノベル。
で、ここからようやく2002の話。
なぜ購入してから二年間も放置していたのかというと、おいしいものは最後までとっておきたい心境とでも言えようか。これまでの経験上、ほぼ確実に面白いしテンションが上がるし新たな発見があるし勉強になるしで僕の精神安定剤というか精神高揚剤的な役割も担ってたものであるだけに、平常時に読むのはもったいない!!って思いがあったんだよねー。でも最近びみょーにトーンダウンしてたし、ここ二ヶ月完読した本がほとんどなくて物足りなかったしで、大事にとっておいたメインディッシュに遂に手をつけてしまったわけだ。
1931が列車という動く密室の話なら、今回は超豪華客船という動く密室。しかも白と黒の対をなす二隻の船。過去から現代までの超絶気が遠くなるような設定の中で一瞬の輝きを出させる、っていう成田さんどくとくの作品の魅力が今回もぎっしり詰まってたね!ただ、なかがき(あとがきのようなもの)にもあったけど、本来三部構造だったのに出版社とのかねあいで二部に縮小したせいか、ちょっと詰め過ぎた感は否めなかった。それでも十二分に楽しめるんだが、さらに面白いものが生み出されていたはずなのに、と思うともったいなく思えて仕方がない。これもラノベ業界の宿命か・・・。
毎回「ここでコイツが!?」という奇想天外で予測もしなかった展開を引き起こしてくれる作品群だけど、今回もやってくれたなー。こういう黒幕役はだいたいヒューイで統一するのかと思いきや、やってくれたなー。まさかここで奴が第二の黒幕として現れるとは!意外過ぎてびっくりだよ。きっとこの展開を予測できた奴なんて地球上に存在しないよ。いたとしても2人くらいだよ。そいつは成田さんの傾向をよく知る人物で相当ひねくれた奴に違いないよ。うわー、次回作がどれも楽しみだなぁ。1700年代も1900年代も2000年代も待ち遠しい!!出し惜しみせずに絞り出してくれ!!
さて、これでまた、少なくとも半年は持ちそうだ。もうストックが今年発売の一冊しかない。早く次を・・・!次を書いてくれ成田さん!!僕は春樹と成田さんだけは何がなんでも読み続ける!


ついでに『ダイ・ハード』

予告見た感じで「どうせまたこないだのボーンシリーズみたいな面白くないアメリカ映画だろ?」とか思ってたら見事に裏切られたね。いやー、面白い。好みだ、これはw 1988年公開、ちょうど僕が生まれた年の映画なんだね!吹き替え陣がナイス過ぎるんだが、これはどこのバージョンの陣営かな? この古臭い感じと二流な感じの軽いノリが好きw いや、立派に一流なんだけどねw 24みたいに深刻なノリのも好きだが、こういう遊び心があるキャラを主役にもってくるのも大好きだ。いいね、ダイ・ハード。とりあえず無印は

来週『敦煌』の上映会やるんだってよ!見たかった!くやしいのうくやしいのう・・・
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